インタビュー

私らしく人生を歩みたい―。
そうは思うものの、そもそも「私らしさってなんだろう」と疑問が浮かぶ人もいるはず。
「La-Chic」では様々なフィールドで「私らしく」生きる女性=“ラシカりすと”達にインタビューしながら、読者の皆さんと一緒にそのヒントを見つけていけたらと思っています。

今回のラシカりすと

宮袋季美さん

特定非営利活動法人ふらっと

宮袋季美 さん

自分ってサイコー!って思える瞬間を
持つことが死ぬまでの宿題【後編】

前編では、宮袋さんのバックボーンに迫り、富山型デイサービス「ふらっと」を開所するまでの想像を絶する険しい道のりを伺いました。後編では、これからの未来展望や宮袋さんの信念などを深堀していきます。

継承するならば、
時代に応じた変化を取り入れることが出来る人。

宮袋さんは今現在、デイサービス現場での業務はほとんどせず、若いスタッフに日々の采配まで任せているといいます。
それは、障がいのある利用者は、時代に応じた変化を楽しみ、社会の一員でいたいと感じているはずだから。
そんな利用者のニーズに応えられるよう、デイサービス自体もどんどん進化し続けなければならないと感じているそうです。

コロナの影響でサービス難民がたくさん出たときも、スタッフが「サービス難民の支援をしよう!」と宮袋さんの意見に間髪入れずに賛同してくれたといいます。
そんな、宮袋さんの想いや理想を未来へ繋げるためにも、誰かに継承することを視野に入れているそうです。
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障がい者福祉サービス×スタジオ!?
他にはない、面白いことをやろう!!

「福祉の制度は今後大きく変わっていきます。そんな中問われるのは、民間としての経営努力です」と語る宮袋さん。

そんな彼女が今考えていることは、なんと、スタジオをOPENすることだそう!

「うちのスタッフは(私と同じで)アーティストが多い。音楽でもヨガでもいい。私が企画することは障がい者も参加しやすいし、私がやりたいと思うことをどんどん組み合わせて実現させていきたい!」と目を輝かせておっしゃっていました。


福祉はラインが引かれることが多く、「どうせ無理だろう」と勝手に思い込まれてしまうことも多いと言います。そうではなく、どんな人も、やりたいことをやる!そんな信念を掲げて彼女は活動を続けていくのです。
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口角をあげて笑うこと。人を正面から見ること。
障がい者のみんなが教えてくれた。

最後に、この記事をご覧の方にメッセージをお願いしたところ、

「医療ケアに通っているお母さんたちは、遠慮圧力に負けないでほしい。
堂々と、遠慮せずに生きてほしい。

コロナは災害だけど、弱者となる障がい者は本当に弱い。
こんな時こそ、1人になってはいけないと思う。

私は福祉に関わることで、人生が好転しました。
みんなと出会えてよかった。富山にいて本当によかった。
愚痴や文句ばかりの人生じゃなくて、自分の意思で生き甲斐を見つけていかなきゃいけない。
最後は『自分ってサイコー!!』って思って死にたいからね(笑)」
と笑顔で語ってくれました。
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宮袋さんの「自分らしさ」が存分に感じられるインタビュー。
私自身、自分の生き甲斐を見直す良いきっかけになりました。
これからも宮袋さんをはじめ、富山型デイサービスふらっとの動向に注目です!

宮袋季美さん
プロフィール

宮袋季美 さん

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特定非営利活動法人ふらっとの代表。
障がいのある人だけでなく、子育て世代を含む様々な年齢の人が交流できる【富山型デイサービス】を開所。
自身も、障がいのある子どもを育てる2児の母。