「誰もが心にレッドカーペット」 まさに、これが私の生きる道。【後編】
後編では、彼女のこれからの生き様や未来展望について伺いました。
立ち止まってしまった時。
そんな時こそ、周りを巻き込んでしまおう!
ー今年の3月には、ご自身が主催者としてイベントを開催されていますね。
どういう想いで、どんなイベントを企画されたんですか?
『誰もが心にレッドカーペット』という名の、メッセージを持って自分を表現するウォーキングショーです。「かっこよく歩いて、かっこよく生きよう」という私のコンセプトを軸に、歩くことを通して、自分の可能性を感じるこをが出来るイベントを企画しました。
目の前に真っ直ぐ伸びた18mのレッドカーペット。それはそのまま、自分の人生なんです。
“足の裏で、大地のエネルギーをとらえて、しっかり歩くこと”
“自分の人生を自分の脚で歩くこと”
なんだか最近、エネルギーが落ちているように感じている日本を、元気にしていきたい。そんな想いで、仲間たちと一緒にレッドカーペットの上を歩きました。
これを企画した時は、自分のやりたいことがあるのに発展できない、くすぶっているときでした。そういう時こそ、周りを巻き込んで一歩踏み出すんです。イベントをやることで、私自身とても勇気づけられました。
人の前に立つ立場だからこそ、
自分を素敵に魅せることが役目
―さらには、今年はミセス・オブ・ザ・イヤーにも岡村さんご自身が出場されると聞きました。昨年は講師という立場だったかと思いますが、今年はどうして出場を決めたのですか?
レッドカーペットのイベント前日に、「外見革命」という講座を受けたんです。東京から2名の講師がきて、骨格や肌色をみて服を選んでくれました。最初に提示された服を見て「こんな服着たことない!無理!」って言いましたね(笑)でも実際着てみると…不思議と似合うと思えるようになりました。今まではすっぴんジャージが当たり前だったんですが、それを機に自分の見た目も気を付けるようになりましたね。
「人の前に立つ立場だからこそ、皆の気持ちを高めるように。自分を素敵に見せることは、役目のひとつだよ」、と講師の先生からアドバイスをいただきました。
それと同時に「教えるためには、やっぱり自分も体験してみよう!」と思ったんです。今はとにかく、ミセス・オブ・ザ・イヤー日本グランプリを目指し、表現者としての経験と実績を積み、説得力のある発言が出来るようになりたいと思っています。その後はまた姿勢と歩き方トレーナーとしての活動を80代まで続けます。運転、どうしようかな…(笑)
好きなことに、
ただシンプルに向き合ってみる
―最後に、岡村さんにとって「私らしさ」とは何でしょうか?
心から好きなことに、ブレずに向かい合ってみて、ようやく「私らしさ」って見えてくるんです。
心や身体、境遇など、自身のマイナス面にも逃げず、気にせず、シンプルに向かい合ってみる。その経験から得られた感覚を大切にすると、内面に軸ができてきます。それがいつか私らしさなのだと自覚でき、自敬の念に繋がってきます。
あなただからできること、あなただから伝えられることがきっとあります。
大いなるものに未来の自分を繋げていく。感謝する。自分を磨く――これらを信じて、これからも一歩一歩進んでいきたいですね。
教える立場として、また、表現者として、日々美しくなり続ける岡村さんから目が離せません!
今後も彼女の活躍に注目です。